2016年03月の記事

障がい者にとってのシンガポールの環境と本当のバリアフリーとは

みなさん、こんにちは。

「Pureな愛(eye)をありがとうプロジェクト」

公式ブログ担当のマユコですa7680deedcc68e79c96e082668e9b88ecd493af8.GIF

 

前回ヒロコ先輩が紹介されていた

障害者差別解消法のお話を読んで、

内容は当たり前のことかもしれないですが、

私は法律で守られているというのが

なんだか安心につながるな~と感じました868c2de5a1b410dd268eb1cf64824278da150061.GIF

 

この前紹介させてもらったシンガポールの記事(⇒こちら)では、

シンガポールにも法規制はあるものの、

まだまだ整っていない部分も多い、とあったけれど、

実際に暮らしているとどんな印象なのかな・・・

 

そこで、シンガポールの環境について、

シードのシンガポール現地法人で働いている

ユリエ先輩に話をきいてみることに!2f7f417d313884717886105626f57bbd260dda06.GIF

 

 

マユコ:

シンガポールで普段生活されていて、

シンガポールの環境は障がい者の方にとって暮らしやすいと思いますか?

 

ユリエ先輩:

うーん。

暮らしやすい、とも暮らしにくい、とも言い切れないかな~。1c769e663d31f716ab17d9a6866bd3888401d9e8.gif

 

マユコ:

え~どういうことですか??

 

ユリエ先輩:

実際の様子が見えた方がわかりやすいかな、と思って

写真を撮ってみたのだけど・・・

 

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こんな風に、点字もしっかりあって、

小さな段差にもスロープや車いす用の機械があったりするのはいいのだけど・・・

 

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一方で、このたった数段の階段のためにも、

機械を使うためには電話して担当者を呼ばなくてはならなかったり、

 

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こんな風に歩道がだんだんと細くなっていって

気づくと車道だけになってしまっているような場所もあって、

常に安心できる、という環境でもないみたい。ace8d1bf08a45d909407792b25604987fa1a4c72.gif

 

マユコ:

なるほど~!!

たしかに、上の写真みたいに、何も目印なく歩道がなくなってしまっても 、

気づかずにそのまま車道を歩いてしまいそうですね ・・・48e079df31c558be41ea532313a8e3fecae98a5c.gif

 

 

写真を見ていると、

スロープや点字などが必要な場所にあって、整備されている環境というのが

障がいのある方にとって、とても大切だということを実感します。

でも、ユニバーサルって簡単なようで難しい。

 

ちょっと極端な例を考えてみました。

 

①設備はバリアフリーになっているけれども、

困っている人を見かけてもみんながなかなか声をかけられない街

 

②設備のバリアフリー化にはまだもう少し時間がかかるけれど、

困っている人がいたらフランクにみんなが"何かお手伝いしましょうか?"と

自然に声をかけることができる街

 

この場合どちらが住みやすい、と思いますか・・・?

うぅ迷います。。。

 

なんで迷うかというと、場所そのものだけを環境というのではなく、

そこで暮らす「人々」も環境をつくっている、ということだからでしょうか。

 

 

設備のバリアフリーも大切だけど、心のバリアフリーも大切。

一人一人ができることを見つけて困っている人にはまず声をかける、ということが、

ユニバーサルな環境づくりの第一歩なのかも。ee252075ed73ceb2146537ba3e0dde2c3fee974a.GIF

 

  

このプロジェクトは「シードPureシリーズ」の売上の一部を公益財団法人アイメイト協会へ寄付し、

アイメイト(盲導犬)育成を応援しようというプロジェクトですca07a99286c3121f9bfe82efe2f61b3d3fc3ad2a.gif

 

また、シンガポールでもPureシリーズのコンタクトレンズを販売しており、

日本と同様にシンガポールのお客様のお気持ちとして

売上の一部をアイメイト協会に寄付しています。

2016年03月14日 19:42 | 2016年03月

4月1日施行 障害者差別解消法

みなさん、こんにちは。

「Pureな愛(eye)をありがとうプロジェクト」

公式ブログ担当のヒロコです1ca23293bf0027affae1e4534a916526ee47cab6.gif

  

今回は、なんとなんと法律のお話です。

平成28年4月1日から日本でスタートする、

「障害者差別解消法」という法律について皆さんご存知でしょうか?ぷくぷく.GIF

  

ここのところ、たびたび耳にする機会はあったのですが

いまいち理解できていないヒロコはてな デコメ絵文字

これは、法律が施行される前になんとか理解しておきたい・・・

と、いうわけで弁護士の大胡田誠先生にお話しを伺ってきましたc6e108eedf042658d2b0dfc7451fc4e42988c7f5.gif

  

大胡田先生は、全盲で司法試験に合格した日本で3人目の弁護士さん。

一般民事事件や企業法務、家事事件のほか

障がい者の人権問題にも精力的に取り組まれているそうです5d188dcfde378474c2df688728bea0645af1ce10.gif

  

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  とっても優しくて親しみやすい大胡田先生♪

  

  

さっそくですが、この法律の目的はなんでしょう???

内閣府のHPに掲載されているリーフレットによると・・・

  

"この法律は、障害を理由とする差別の解消の推進に関する基本的な事項や、

国の行政機関、地方公共団体等及び民間事業者における

障害を理由とする差別を解消するための措置などについて定めることによって、

すべての国民が障害の有無によって分け隔てられることなく、

相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会の実現につなげることを

目的としています。"

  

とのこと。

  

つまり、障がいのあるなしに関わらず全ての人が、

おたがいに人格と個性を尊重し合いながら共生できる社会をつくるために

こういうことはやめましょうね~ダメよ~ダメダメ デコメ絵文字とか

こういうところに配慮しましょうね~aacffb1e25a1a17493d73ad280056621ac7990c5.gifと決めたのがこの法律なのです。

  

まず、こういうことはやめましょうね~というのが

「不当な差別的取扱い」ダメよ~ダメダメ デコメ絵文字

  

どんな扱いなのか、ピンとこない。。。1616a53d7fb22f12fe7ff483b57dabb01116c34a.gif

  

大胡田先生に聞いてみると・・・

  

大胡田先生:身近な例ですと車いすの人がバス停で待っているのに、

        バスが止まってくれなかったり、乗車させてくれなかったり・・・

        知的障害の方が、市営プールに行ったら利用を断られてしまったり・・・

        そういう事例があります。

  

ヒロコ:     えー!!!そんなことがあるんですか063dc3f373afb741fd9d7a6679e16689f2d9d4ff.gif???

  

大胡田先生: もちろん、全ての人がそういうわけではないですが

         実際に起こった事例でもあります。

  

ヒロコ:     そっかーc2264085c1501152746158906857b51135aa77a8.gif

          大胡田先生がご自身で体験して大変だったことありますか???

  

大胡田先生: 例えば私の場合は、視覚障がいがあるので、

         「火が出たら危ないから」と言われて

         住む家を探すのが本当に大変でした・・・"

  

そういえば・・・、前に取材したアイメイト使用者で

歌手の栗山さんもそんなこと言っていたなあ。。。

栗山さんの場合は、アイメイトもいるので

さらに受け入れてくれるところは少なくて・・・

そんな歌があったなあと、思い出しました!

  

栗山龍太&ダイアン

http://kuriyamaryota.jp/index.html

この中の二人暮らしという曲です552db2cc84eda36e7233c178136ce1158bcc7529.bmp

テーマは家探しというわけではないのですが、

歌を聴くと、家探しの苦労がしのばれるので・・・

是非聞いてみて下さいね42c7f9a21d5f77b857db99d124b44b00c3dcad68.GIF

  

実際は、視覚障がいの方が火事を起こす危険が高いという

客観的なデータはないそうです7c35fb8b48f375113464b61bb043064ea1a7c796.GIF

  

"見えないからこそ、より慎重に気を付けているんだけどな~"

と、当時を思い出してちょっぴり悲しそうな大胡田先生5f164055c43bc2511c32199c4981c50522748cf2.GIF

  

  

そして、次に「合理的配慮」の提供aacffb1e25a1a17493d73ad280056621ac7990c5.gif

  

例えば私たちにもできることですが、

車椅子の人がお買いものに来たとき、

高いところにあるものを取って渡すとか、

視覚障がいの方がレストランに来た時には

メニューを読み上げて内容を教えるとか

聴覚障がいの方に何かを伝えるときは

筆談にしてみる・・・とかそういう配慮をしましょうということだそうです。

  

なんだか、当たり前のことのようにも思えますが

"お手伝いしましょうか?"と、声をかけるのは

最初はとても勇気がいりますね10490a6d4760a6e9b6ed693597919d8152b9c35f.gif

  

法律って聞くと、なんだか難しいような気がしたのですが

ひも解いてみると、実はとってもあたりまえなことだと気づきました302d2ad32b7dadd27a2f01148e244a97a7245f8e.gif

  

ただ、こういう風にすると手助けになるんだ~ed3ad3b4482870a3067e10f38705566d16815af9.gif

事例を見るまで気づかなかったこともたくさんあります。

  

4月1日までに、事例集をしっかり読んでみようと思いますae08c1ed780c13fa1b443daac5708f658837f391.gif

みなさんも、是非見てみて下さいね749157bbd02516ca0963fa1776e19861cb13d3de.gif

(事例集はコチラ:日本弁護士連合会HPより

http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/opinion/report/data/2015/opinion_150716_4_03.pdf)

  

このプロジェクトは「シードPureシリーズ」の売上の一部を公益財団法人アイメイト協会へ寄付し、

アイメイト(盲導犬)育成を応援しようというプロジェクトですa0fa804542661f12b6eaae1489334e35ea2cfbf8.gif

2016年03月01日 09:24 | 2016年03月