スマートフォンに取り付けるだけ
動物用前眼部撮影装置
METORI-50Vは、小型軽量で場所を選ぶことなく、動物の前眼部撮影が行えるスリットランプです。スマートフォンの機能を活用して、静止画や動画などの画像データを幅広く診療に役立てることができます。
スリットランプMETORI-50Vの特長
軽くてコンパクトだから持ち運びに便利
本体重量はわずか87g。
コンパクトなデザインで限られた卓上スペースでも場所を取りません。
往診の際には、付属のケースに収納して安全に持ち運ぶことができます。
さまざまなシーンで活躍
専門医との連携
撮影した画像データをその場で専門医に送信して、素早く判断を仰ぐことができます。
また、電子カルテと連動させることで、効率的な診療、管理が可能になります。
さまざまな動物へ
クリニックの外来や手術室だけでなく、畜舎や往診など撮影場所を選びません。
また、動物の種別や大きさに関わらず、自由な姿勢で撮影が行えます。
使い方
-
❶レンズ付きホルダーに照明装置を差し込み、上部ネジを締めて固定します。
照明装置にはスリット光と青色光があり、青色光を使用する場合は、本体レンズ先端部に蛍光フィルターを装着してください。
❷スリットランプをクリップでスマートフォンのカメラ部分へ取り付けます。
スマートフォン画面中心に観察視野の円が位置するように調整します。
※スマートフォン背面に、同梱の位置合わせガイドを貼付することで、次回以降の位置調節が容易になります。 -
スリットランプの対物レンズを対象物に向けて約50mmの距離に保ちます。
スマートフォンの画面中心に観察部位の画像が現れます。
スマートフォンを前後に移動させてピントを合わせてください。
写真提供:酪農学園大学附属動物医療センター
眼科 診療科長 前原誠也 准教授 -
動物が目を動かして撮影が困難な場合には動画モードを選んでください。
写真提供 : くみ動物病院 加藤 久美子 先生
青色光を使用しての撮影
METORI-50Vには、照明装置としてスリット光だけでなく、青色光の照明装置も付属しており、フルオレセイン染色時の撮影にも使用できます。
青色光と蛍光フィルターを使用しての撮影
撮影レンズ前面に蛍光フィルターを装着することで、フルオレセイン染色の観察が容易になります。
写真提供:酪農学園大学附属動物医療センター
眼科 診療科長 前原誠也 准教授
使用手順紹介動画
使用手順を纏めましたのでご参照ください(無音声です)
STEP1 「機器の構成」
STEP2 「スリット光照明装置編」
STEP3 「青色光照明装置編」
STEP4 「METORI-50Vのメリット」
0:16〜0:34
0:35〜2:29
2:30〜4:25
4:26〜4:38
製品について
製品一覧
❶ケース
❷レンズ付きホルダー
❸スリット光照明装置
❹安定スティック(オプション)
❺青色光照明装置(オプション)
❻蛍光フィルター (オプション)
付属品
●リチウム電池 CR2×1本
●位置合わせガイド
設置可能機種
●カメラレンズが1点で、レンズの中心部から側面まで15mm以内のスマートフォン
設置不可機種
●カメラ2台搭載機種
●レンズ中心から外側まで15mm以上
製品仕様
販売名 | スリットランプ METORI-50V |
届出番号 | 30動薬第2043号 |
レンズ | 光学ガラスレンズ |
撮影倍率 | 3.5倍 |
撮影距離 | 50mm |
照射角 | 撮影レンズの光軸に対して45° |
光源 | LED |
本体寸法 | 130mm×100mm×55mm |
重量 | 87g |
電源電圧 | DC3V(リチウム電池CR2×1本) |
連続照明時間 | 10時間 |
使用目的又は効果
●眼球等の観察、検査及び撮影に用いる。
使用上の注意
一般的注意事項:
●本品に水をかけたり、水に浸けたりしないこと。
●気圧、温度、湿度、風通し、日光、ほこり、塩分、硫黄分などを含んだ空気などにより悪影響を生ずるおそれのない場所で使用すること。
●振動、衝撃を与えないこと。
●化学薬品の保管場所やガスの発生する場所で使用しないこと。麻酔薬など引火性のあるものの近くで使用しないこと。
●強力な電磁波を発する機器の周囲では使用しないこと。
●他の機器に隣接させた状態で使用しないこと。
保管方法及び有効期間等:
保管方法
●水のかからない場所に保管すること。気圧、温度、湿度、風通し、日光、ほこり、塩分、硫黄分などを含んだ空気や、振動、衝撃などにより悪影響を生ずるおそれのない場所に保管すること。
●長期間使用しない場合は、電池濡れを防ぐため電池を外して保管すること。