SEED
SEED 1dayPure EDOF

NEWS

REPORT

2019.12.27

「シード1dayPure EDOF(イードフ)新製品発表会」開催

「日本初、医療発。」の
遠近両用コンタクトレンズが誕生!

2019年12月12日、「シード1dayPure EDOF(イードフ)」の新製品発表会が東京ステーションホテルで開催されました。
「シード1dayPure EDOF」は、“遠くから近くまで”さまざまな環境下でも安定した見え方が期待できる遠近両用1日使い捨てソフトコンタクトレンズです。従来の遠近両用コンタクトレンズとは異なる全く新しいレンズデザインを採用しており、その注目度は高く、多くのメディアが集まりました。
発表会には、代表取締役社長の浦壁昌広や、開発に携わったシード担当者、共同開発者である元Brien Holden Vision Institute(ブライアンホールデン視覚研究所、BHVI)のファビアン・コンラッド氏(現:nthalmic)、さらにスペシャルゲストとして同製品のイメージキャラクターを務めることとなった女優の米倉涼子さんが登場。新製品紹介後、米倉涼子さん出演の新CMの発表とトークショーが行われました。

「遠くも近くも」ではなく、
「遠くから近くまで」

株式会社シードの調査では「年齢が上がるにつれ視力矯正の必要性が高まるのに対し、コンタクトレンズ使用者は減っていくこと、また、遠近両用コンタクトレンズに対する満足度は低いこと」がわかりました。背景には遠近両用コンタクトレンズの“見え方の質”への不満があると推測。この不満を解消すべく、“より良い見え方の質”を追求した「シード1dayPure EDOF」が開発されました。

『EDOF』とは『Extended Depth Of Focus』の略称。日本語では『拡張焦点深度』のことを言い、“焦点深度、つまりピントが合っていると認識できる範囲を拡張すること”を指します。
浦壁社長からは、「シード1dayPure EDOFは、白内障手術で使う眼内レンズなど医療分野で利用されているEDOF原理を採り入れたコンタクトレンズとして承認を取得し、日本で初めて製品化しました」と紹介。日本と同時に香港でも発売を開始し、順次、世界各国へ展開していくことも発表されました。
そして、新イメージキャラクターである米倉涼子さんへの思いを語りました。「約20年前にも当社のイメージキャラクターを務めていただき、今回『おかえりなさい』という気持ちでお迎えしました。20年前の米倉さんのCMをきっかけにコンタクトレンズデビューした方々の中には、“オトナの瞳”になったことを感じている人も多いはずです。米倉さんは、そういった方々に明日を変える一歩を踏み出す勇気をくれるでしょう」

オーストラリアの
世界的研究機関とタッグ

開発パートナーのBHVIからは設計開発者の一人であるファビアン・コンラッド氏(現:nthalmic)が登壇し、EDOF技術や臨床データについて解説しました。
「従来デザインの遠近両用コンタクトレンズには、距離によって見え方にばらつきがあることに加えて、明暗による瞳孔径の変化やレンズの動きによる影響を受けて見えにくくなるという課題がありました。EDOF原理を応用した私たち独自のデザインは、これらを解決し、さまざまな環境下でも安定した見え方を維持することを可能にしています。臨床現場において実施した使用者アンケートでは、既存デザインのレンズと比較し私たちのデザインを採用したレンズは購入意向が5倍以上高いという結果が得られました。」と話しました。ファビアン氏は最後に「EDOF技術は遠近両用コンタクトレンズの進歩に繋がると信じています」と締めくくりました。

新イメージキャラクター
米倉涼子さん登場!

トークショーには、新イメージキャラクターの米倉涼子さんが登壇しました。“シードカラー”である青色のワンピースでステージに登場すると、その凛とした美しさに、会場中が湧きたちました。
司会者から「20年ぶりのオファーにどんな気持ちですか?」と尋ねられ、「当時は芸能界もドラマの世界も全くわからない駆け出しの時でした。今回、“成人して”呼んでいただけて、光栄であると同時にちょっと恥ずかしさもあります」と笑顔を見せてくれました。
2001年に放映されたCMがスクリーンに映し出されると、米倉さんは「若っ…」と照れ臭そうに一言。そして「代官山でロケをしたことと、CM撮影の前後にドラマの撮影がある忙しい時期で、皆さんに頑張れ頑張れと言われ、眠い目を一生懸命に開けていたことを思い出しました」と振り返りました。
続いて同日解禁となった新CMがスクリーンに。新CMで、新たなテクノロジーから広がるクリアな世界を連想させる白い空間に、力強く立つ米倉さんの姿が印象的です。米倉さんは「20年経つと、オトナになりますね」としみじみした様子で話しました。
話題は「オトナの瞳」へ移りました。現在、米倉さんはドラマ出演中。周囲には40代、50代の役者さんが多いため、現場ではよく「台本が見えない、ブレる。目が疲れる」という悩みを耳にするそうです。また、医師役の米倉さんは「手術のシーンではメガネとルーペを使うため、着けた時、外した時ではクラッとするほど見え方が違い、すごく目の疲れを感じます」と明かしました。「シード1dayPure EDOFがあれば無敵ですね。デジタル機器を使う時や運転時にも良さそうですし」と期待を寄せました。

軽やかなトークに大盛り上がり!

トークショー後半では、「シード1dayPure EDOF」がクリアな視界を叶える製品であることにちなみ、“今年中にクリアにしたいこと”について質問すると、「運動不足をクリアにしたい!」と回答しました。「この夏のミュージカル上演期間は、朝からトレーニングをして、夜に本番で踊ってという生活でしたが、ドラマの撮影に入ってからは運動をする時間がなくなって……。せっかくつけた筋肉が落ちてしまいました」と話し、「踊ったり、自分の体重を活かしたストレッチをしたりして、筋肉を取り戻します!」と宣言しました。
フォトセッションでは、日本語のリクエストに戸惑うファビアン氏を米倉さんがサポートする一場面も見られました。製品力とともに米倉さんの多彩な魅力を改めて感じることのできた発表会となり、会場は大いに盛り上がりました。