企業ビジョン・経営情報

株主・投資家の皆様へ

代表取締役社長 浦壁 昌広

本年10月9日をもちまして創立60周年を迎えました。
これも偏に皆様のご支援、ご愛顧の賜物と心から感謝いたします。
役職員一同新たな決意のもと、一層の努力を重ね、これからも「見える」をサポートしてまいります。

株主ならびに投資家の皆様におかれましては、日頃より格別のご高配を賜り、心より感謝申し上げます。

創立60周年を迎えて

当社は、本年10月9日をもちまして創立60周年を迎えました。これも偏に株主ならびに投資家の皆様をはじめ、当社製品をご愛顧頂いておりますお客様、そして、処方をして頂く医療機関の先生方、販売店の皆様方のお力添えがあってこそと、深く感謝申し上げます。
1951年初代社長である厚澤弘陳と順天堂大学の佐藤勉教授との共同研究を開始し、1957年に企業としてスタート。コンタクトレンズの開発で培った技術・信頼をもとに、コンタクトレンズにとどまらず、眼に関するさまざまな商品を世に送り出してまいりました。60年は人間で言えば還暦で、企業として一世代を刻んだことになるとは思いますが、さらなる研鑽を重ね次世代に繋いでいかなければなりません。つまりは、今の世代のお客様はもとより、これからの世代のお客様にもご愛顧頂ける製品をご提供していかなければなりません。
60年はゴールではなく、新しいスタートです。100年、200年と続く企業として、これからも歩み続けてまいります。今後とも、これまで以上に皆様方の温かいご支援を賜りたくお願い申し上げます。

足元の業績、通期見込について

第62期上半期の業績につきましては、主力でありますコンタクトレンズ事業において、「ピュアシリーズ(1日使い捨て・2週間交換タイプ)」が計画通り推移し、中国・上海の子会社も計画を上回る進捗であったこと等により、売上高は前年同期比14.8%増、計画対比約4%増の138億円となりました。利益につきましても、生産効率の向上による原価低減効果や、輸出の伸長に伴う外貨建て預金等に係る為替差益の発生等により、各利益において前年同期、計画値を上回ることとなりました。
これら上半期迄の趨勢を基に精査を行い、コンタクトレンズ事業の伸長を主軸として下半期を見直しいたしました。これにより、通期売上高は当初より11億円増額の276億円に修正することといたします。一方、販管費につきましては、業容拡大に伴う人件費や物流関連費用、国内外でのブランド認知のための広告宣伝費、将来の競争力・収益力増強を見据えた研究開発費の投下等を当初より見込んでおり、かつ、下半期に多く投下する計画であるため、利益の伸長幅につきましては上半期対比で鈍化することとなります。
これらを踏まえまして、通期の営業利益、経常利益をともに20億円、親会社株主に帰属する当期純利益を14億円と上方修正させて頂きました。

(単位:百万円)

  売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する
当期純利益
当初予想 26,500 1,800 1,750 1,150
今回修正 27,600 2,000 2,000 1,400
増減額 1,100 200 250 250

取り組みなどについて

今期が最終年度となる中期経営計画の重要施策である『新しい生産施設の建設によるさらなる製造能力の拡大や多品種少量生産への対応力強化、既存商品のスペック拡充』と、『海外輸出国の拡大を通じて売上げの伸長を図る』につきましては、9月に鴻巣研究所の新棟(3棟目)が竣工し、現在、製造設備の設置を進めております。12月より稼働予定であり、これにより1,000万枚/月の製造能力の増強となります。また、新たな素材の製品の製造も可能となります。一方、海外展開においては、9月にインドネシアへの出荷を開始いたしました。まもなく、オランダとインドへの出荷が開始となる予定です。
こうした施策を着実に遂行することで、国内外において、国産ならではの開発力、品質・安全性の高さをアピールしてシェア拡大に繋げ、収益性の改善、事業基盤の強化に努めてまいります。

鴻巣研究所全体の鳥瞰図
鴻巣研究所全体の鳥瞰図