犬の訓練☆【誘導訓練編】
皆さんこんにちは♪
「Pureな愛(eye)をありがとうプロジェクト」公式ブログ担当のヒロコです
さてさて、今回は犬の訓練パートⅡということで、
10月にもお世話になりました、歩行指導員の鈴木さん再登場~パチパチ
(詳しくはこちらへ→基礎訓練編リンク)
アイメイトになるために受ける訓練期間はおよそ4ヶ月。
基礎訓練 で犬と人間との間で信頼関係が築けたら
がんばろうね~♪ うん☆頑張ろ~♪
(注:写真は鈴木さんではありません。)
誘導訓練で教えることは、
① 曲り角と段差で止まる
② 障害物をよける
③ 人間の指示にきちんと従う
④ 指示に従うと危険な時は、指示に従わないようにする
・・・・?
鈴木さん : いやいや。
自動車が走っているのに、使用者が"ゴー(前進)"って言ったからって、
従う指示と、従わない指示を、犬が判別できるのですか???
鈴木さん : 確かに、動作をただ教えるのと違って、"概念"を教えるのは
誘導訓練のキーポイントかもしれませんね。
ヒロコ : 概念???
鈴木さん : そうそう、
曲がり角とは、段差とは、障害物とは、危険とは何か?
道路の状況は全て同じじゃないし、訓練した場所でしかできなかったら、
初めての場所にいく事はできないし・・・
どこでも、どんな状況でも、 指示された仕事を正確にできるようにするためには
例えば、曲がり角というのはどんなところを示すのか、
概念を教えてあげないといけないと。
色々なところで色々な方向に行ってみるんです。
犬って無邪気なので、何も言わないと、
曲がり角でも、バーっと何も考えずに右とか左に
進んで行ってし まったりするんですよね 笑
訓練を重ねて、分岐点がどんな場所か何回も教えてあげると、
と止まって聞いてくるようになります。
犬は地図を見て、目的地を頭にいれて歩いているわけではないので、
分岐があったとき、どっちが目的地なのか判断できませんからね~
なんだか盲導犬ってここ行きたいって言ったら、
ついつい目的地まで連れて行ってくれるような気がしてました。
でも、指示に従うと危険という場合は犬にどうやって教えるんですか?
鈴木さん : これも教え方は同じなんですけど、信頼関係がしっかり築けてからですね。
鈴木さん : あと、高いところの木とか、看板とかも、犬にとっては全然危険じゃないから、
実際に人間がぶつかって痛がってみせないとわからないんですよね。
ヒロコ : 犬って自分は痛くなくても、 ご主人が痛がってるのを見ると、
そういうものを避けるようになるんですね。。。。
でも、そんな風に訓練していたなんて、びっくりです~
鈴木さん : 僕も個人的に犬って愛情深い動物だな~って思いますよ
それはさておき、実際、アイメイトを使用される方は目がみえないわけですから、
きちんと安全を確保できるように訓練しないと・・・
使用者の方も、安心して歩けないですからね~。
さらに、実際にアイメイト と生活をしていくのは指導員ではないので、
まずは誰でも扱えるように犬を訓練すること、
それから、きちんとアイメイトと歩けるように 使用者の方に教えることも
実生活ではいろいろな状況がありますし、アイメイトもただ指示に従うだけではなくて、
だからこそ利用する人達もアイメイトを信頼し、安心して生活できるのですね~
階段、コーナーの訓練☆ どうする~?どっち行くの~?
ふんふん、これがドアノブ・・・
今回はご紹介できなかったのですが、ドアノブを教える訓練中デス♪
電車だ~!!
さらに電車の乗り降りの訓練中♪
歩行指導員さんの使用者の方に安心して歩いてもらいたいという
気持ちが強く伝わってきて、
鈴木さん、前回に続きありがとうございました☆
このプロジェクトは「シードPureシリーズ」の売上の一部を公益財団法人アイメイト協会へ寄付し、