Run for Vision
みなさんこんにちは♪
「Pureな愛(eye)をありがとうプロジェクト」公式ブログ担当のヒロコです
さて、アイメイトとはちょっと違うお話になるのですが、
皆さんアイバンクって知ってますか???
アイバンクは、提供者(ドナー)から眼球の提供を受け、
移植者(レシピエント)に公平・公正にあっせんする機関です。
なんで、そんなことを急に言い出したかといいますと・・・
週末にRun for Vision という
アイバンク活動や移植医療への理解と啓発を目的とした
シードも毎年協賛しているんですよ~
あいにくの雨にもかかわらず、スタート地点は参加者でいっぱい~
伴走ボランティアをしてくれているのだそうです
今回は駒澤、東洋、明治大学の学生さん達デス☆
救護活動のボランティアの方々~♪
種目は1km(ウォーキング)、5km、10kmの3種類☆
みなさん皇居ランを楽しまれたようです♪
まずは視覚障害者 5km女子の部からスタート!
さてさて、そんなこんなでお忙しい中に、
大会委員長の東京医科歯科大学市川総合病院
角膜センター センター長の篠崎尚史先生にインタビューしてきました☆
特に印象的だったお話をご紹介しますね。
閉会式で挨拶をされている篠崎先生です♪
チャリティーイベントを始めたきっかけなど教えていただければ・・・と思いまして。
篠崎先生: はい!
まず第一回目は平成10年10月10日。
角膜に関する法律ができてちょうど40周年目の愛護デーに
アイバンクのドナーファミリーの集いを企画したことが、
きっかけです。
ヒロコ: ヒロコも午前中に開催されたドナーファミリーの集いに
展示や書家の先生の講演、児童劇団の歌など
楽しいイベントももりだくさんでしたが、
やはりドナーのご家族の方のお話には、
大切な方を亡くしてただでさえ辛い時に、
"誰かのために"と決断をされたこと、本当にご立派だな~って・・・
篠崎先生: 本当にそうですよね。
感謝してもしきれない気持ちと、哀悼の意味をこめて、
この集いを企画したんですよ。
その時に、"視覚の大切さ"を少しでもみんなで
共有していければと思い、
東京視覚障害者ランニングクラブと協力体制をとって、
集いが終わったあと、みんなで走り始めたんです。
篠崎先生: チャリティーとかボランティアとか言ってはいますが、
日本はもともと歴史的にコミュニティでの助け合いで
なりたってきていている気がします。
ご近所さん同士で助け合うのは当たり前だと思っていたりするところ、
すごくいいですよね。
ヒロコ: 確かに、お醤油を切らしてしまってちょっと借りる、とか、
子供の頃には、具合が悪くなって近所のおばさんが病院つれていってくれた・・・・
篠崎先生: でしょう~!そんな感じで、この大会の開催を自然体で
快く手伝ってくれている方がいっぱいいて・・・
だから、そんな大仰にチャリティー!ボランティア!!と考えるのではなく、
コミュニティの輪、人と人とのつながりが増えることを大切にしています。
Visionという言葉を選んだのは、単なる"視覚"を示すだけではなくて、
生きていく上での"Vision"(展望)"で共有したいという願いから。
ほら、視覚障害者の方と会ってみて学ぶこと、いっぱいあるでしょう!
"視力"以外で見るべきことっていっぱいあるよねって。
様々な人のコミュニケーションで"見る"ということの大切さを
もっと身近に感じて欲しいです。
ちなみに、移植技術は目覚しい発展を遂げていて、
角膜移植によって見えるようになると言われている患者さんが
たくさんいらっしゃるそうです。
簡単にあきらめないで欲しいと篠崎先生が仰せられていました。
といってももちろん、
移植にはドナーになる権利、ならない権利
移植を受ける権利、受けない権利
4つの権利があるそうです。
どの選択をするのがベストなのかは、人それぞれ。
"もしも・・・"の時、自分がどう選択したいのか、
考えたり家族とお話しをしたり、ヒロコにとっても大切な機会になりました
このプロジェクトは「シードPureシリーズ」の売上の一部を公益財団法人アイメイト協会へ寄付し、