海外経験のあるアイメイト使用者さんへの取材
「Pureな愛(eye)をありがとうプロジェクト」
このブログを書くのはもう5回目なのですが、
友人達には、
なんてヒロコ先輩とお話しをしていたら、
そういえば、6月にシンガポールで開催した
シードのシンガポール法人営業開始報告イベントで
アイメイト支援活動の紹介もしたのだけど、
という話を聞きました。
それを聞いてふと、
アイメイト協会は日本の団体だけど、
アイメイトと一緒に海外に行く使用者の方もいるのかな・・・
と思い、アイメイト協会の未来さんに尋ねてみたところ、
海外に住んでいた経験があるというアイメイト使用者の方が
と、いうことで・・・・
早速、取材させていただきました。
小山さんは、なんと!3年間もアメリカに留学をして、
年の半分をニューヨークで過ごしていた期間が4年間もあり、
そんなとってもワールドワイドな小山さんは、
私が緊張してしどろもどろになってしまったにも関わらず、
小山さんのニューヨークのお友達のお宅での、小山さんとアイメイトのお写真です♪
海外経験豊富な小山さんですが、
やはり国によって盲導犬についての理解の深さなど、
犬そのものに対する考え方も違ったりするのだそうです。
小山さん: "日本ではまず犬に目が行く"と感じますね。
犬を見かけて、かわいい~となるのはもちろんわかりますが、
人間と犬の信頼関係について忘れている人が多いような気がします。
例えばアメリカでは、犬に対して、かわいいね~という言葉の代わりに、
「すばらしいパートナーだね!」
ということが多いんですよ。
「すばらしいパートナーだね!」ってステキですね。
小山さん: それから、日本よりはるかに犬が社会の中に存在している
国がたくさんあるんですよ。
マユコ: 確かに、日本だと色々なところではあんまり見かけないですね。
しかも、私もたまに見かけると注目してしまっていたかもしれません
小山さん: あらあら 笑
でも、一緒にいるのが普通の犬か盲導犬か、ということ以上に
犬自体がどれだけ社会に存在しているかによって、
その過ごしやすさは変わると感じています。
という、小山さんの言葉に、
以前不適格犬奉仕の井手口さんが
「ペットでも盲導犬でも、犬がいることが自然になれば
犬でなく人にもっと目が行くようになるかな?」
というようなお話をされていたのを思い出しました!
こちらもぜひ!
お話を伺うまでは、場所そのものが環境、
と思っていましたが、
それから、動物と一緒に海外に行くには、検疫を初めとして
煩雑な手続きがあるらしいのですが、
それでも、昔と比べると、動物を伴って渡航する人も増え、
手続きがしやすくなってきているようです。
小山さんが初めてアイメイトと海外へ行ったのは、
20年程前なのだそうですが、
今は盲導犬に対する理解も深まってきて、
もちろん口輪も必要ありません♪
小山さんの夢は、
なのだそうです。
アイメイトは、使用者の目の役割を果たす大切なパートナーなので、
どこへでも一緒に行けるように、と願うのは当然ですね。
日本では、1970年代前半には
アイメイトと共に電車に乗るには1週間位前に申請する必要があったり、
1980年代半ばまでは
バスに乗る時に口輪の装着を求められたりすることがありました。
しかし、使用者、支援者、協会などが粘り強く活動をした結果、
今では公共交通機関、飲食店、宿泊施設を
アイメイトや盲導犬を伴って自由に利用することができるようになりました。
日本ではもちろんのこと、世界のどこにいても、
使用者とアイメイトが気持ちよく過ごせるようになったらいいなぁ
と感じました。
それから・・・
小山さんがアイメイトとどこにでも行って、生活を楽しんだり、
世界をまたにかけてお仕事を頑張ってキラキラと輝いている様子が
このプロジェクトは「シードPureシリーズ」の売上の一部を公益財団法人アイメイト協会へ寄付し、
