東京ハートブレイカーズ代表の首藤さんにインタビュー!
「Pureな愛(eye)をありがとうプロジェクト」
今回は、前回に引き続き、
東京ハートブレイカーズ代表の首藤健祐さんに、
舞台『チルドレン』のお話などなど
インタビューをさせていただいたので、
早速その内容をお届けします!
マユコ:おつかれさまです!
舞台が終わったばかりのところを、
マユコ:初めに、東京ハートブレイカーズさんは、
どんなユニットなんですか??
首藤さん:僕たち東京ハートブレイカーズというのは、
登場人物の心境や考え方などを
ミュージカルのように歌で表現しない
ストレートプレイが特徴なんです。
でも、音楽がないというわけではなく、
バンド演奏とストレートプレイの融合、という
あまり他ではない舞台をやっています。
マユコ:なるほど~
あまりお芝居に詳しくないのですが、
それでも、劇中でバンド演奏が入るというのは
それに、エンターテインメント、という観点からも
お芝居とバンド演奏を同時に楽しめて、
とってもお得な気分でした!!
今回どうしてこの『チルドレン』という舞台を
されようと思ったんですか??
首藤さん:以前、原作が伊坂幸太郎さんの『フィッシュストーリー』を舞台化したときに、
その中に出てくる売れないパンクバンドの演奏と物語が
とてもいい形で繋がっていて、
いいな~と思いながら次の舞台を考えていたら、
『チルドレン』を見つけて、これも伊坂幸太郎さんが原作で・・
アイメイト候補犬が出演した『チルドレン』という舞台ですが、
舞台化が決まってから、盲導犬役を探すことになったんですね!
首藤さん:そうです。
でも、そもそも盲導犬は視覚障害のある方と一心同体のパートナーですよね。
だから、舞台に出てもらうなんて無理だと思っていたんです。
でも、アイメイト協会さんと出会って、
僕の熱意を受け取ってくれたんです。
マユコ:そうなんですね!
と、ここで、アイメイト協会側が、
どうしてこのお話を受けようと思ったのか、
協会の未来さんにお聞きした話を思い出しました。
マユコ:どうしてこのお話を受けようと思ったんですか?
未来さん:初めてご連絡をいただいてから、首藤さんが協会に来てくださり、
詳しくお話を伺いました。
首藤さんのお考えと協会が大切にしている考え方に共通点があり、
ご協力させていただくことで、アイメイト使用者、視覚障がい者、
協会事業の理解にも繋がると思いました。
そして、首藤さんの熱意です。
首藤さんのお話に次のような内容がありました。
世の中で混ざって生活していることが当然であり、
特別なことではないと思います。
舞台を見た人にもそれを感じてほしいのです。
そして、舞台の演出上も、犬を特別に扱うのではなく、
使用者のパートナーとしてさりげなくそこに存在していることで、
使用者とアイメイトの日常的な関わりへの理解が深まる、と思うんです。
このように、盲導犬事業を
視覚障がい者に関わる視点で捉えてご相談いただいたのです。
そういえば、舞台の中で盲導犬役の
アイメイト候補犬が出ているシーンが長かったのに、
いるかいないかわからないくらい自然だったことを思いだし、今つながりました!
アイメイト協会としても首藤さんの考えに共感されたということですか?
未来さん:そうですね。
私たちアイメイト協会の考えや大切にしていることも首藤さんにお伝えしました。
例えば・・・
アイメイト協会の使命は、視覚障がい者の自立歩行のお手伝いであること
視力はなくても、視野の広い明るく積極的な人になることを目指し、
アイメイト歩行を通して自立した歩行を実現したい、
ご自身の問題をご自身で解決したい、という方を全力でサポートしていること
人と人がお互いに思いやりをもって過ごす
潤いのある社会づくりに貢献したいと考えていること
「健気な犬が視覚障がい者に尽くす涙を誘う関係」ではなく、
お互いの心が通い合った、ほのぼのとしたものであり、
これがありのままの姿だということ
こんな風に、首藤さんのお考えと協会の大切にしていることが
共鳴しているな、と感じました。
今回お話を伺って、
私たちのように、企業のCSR活動としての目に見える貢献、という形だけでなく、
首藤さんのように、社会貢献への思いがあるからこその
自然な関わり方もあるということも感じ、とても勉強になりました。
社会貢献について考え、行動していく中で、
思いもよらないところで素敵な出会いもあるんだなぁと
これからも、色々な場面での出会いを大切にしながら、
人と人の気持ちが通じ合っていくといいなぁと感じています。
首藤さん、本当にありがとうございました!
首藤さんからお借りした、舞台上の候補犬のワンショットです!
このプロジェクトは「シードPureシリーズ」の売上の一部を公益財団法人アイメイト協会へ寄付し、