北里大学 清水公也先生
みなさんこんにちは
「Pureな愛(eye)をありがとうプロジェクト」
"見守るように支援して下さっている方。
本当に有難いことです。"
アイメイト協会の塩屋隆男代表理事がそんな風におっしゃっていたのは、
白内障手術、屈折矯正手術の第一人者として
とっても有名な清水公也先生のコト。
清水先生はアイメイト協会の理事でもあります。
アイメイト協会を応援するようになって、
たくさんの方が色々な思いで、色々な形で
アイメイト協会を応援しているのを見てきました。
見守るように支援する・・・
それにはどんな思いが込められているのか、お伺いしてみたいなぁ・・・
でも清水先生といえば超がつく程のご多忙・・・
ダメもとでお願いしてみると、
なんと!なんと!貴重なお時間を割いて頂けることに!!!
さっそく、清水先生のいらっしゃる北里大学へ行って参りました^^
こちらが清水先生のいらっしゃる北里大学病院デス!
こちらが清水先生です!
実物の清水先生は写真より、もっともっとダンディーで素敵でした~♪
ヒロコ: まずはアイメイト協会との出会いを教えて頂けますか?
清水先生: もともと、国産第一号の盲導犬を世に出したということで
塩屋賢一さん(アイメイト協会創設者)のことを知っていたので、
盲導犬の育成を支援しようと思ったときに、連絡をしたのがきっかけですね。
ヒロコ: どうして盲導犬育成の支援をされようと思ったのですか?
清水先生: 支援を始めたのは、もうかれこれ20年以上前になるかなぁ・・・
本当にたくさんの手術をしてきたんですが、
患者さんの中には、手術をしても治せない方もいる。
治療や手術するだけではなく、他にもっとできることはないのか。
色々考えたのですが、
見えない人を見える状態にするのに、
できることはなんだろうかと思ったときに
盲導犬にたどりつきました。
盲導犬によって行動範囲が格段に広がりますよね。
それも"見える"ことにつながるんじゃないかと思って。
ヒロコ: 盲導犬以外にも考えられたのですか?
清水先生: そうですね。色々考えました。
たとえば、人工知覚のようなものを使ったら
目の代わりができないかと考えて
企業と共同で研究開発もしました。
でも、機械がすごく大きくなって、
実用には向かなかったりして、まだまだ研究が必要ですね。
ヒロコ: お医者様として、たくさんの方を助けるというだけにとどまらず、
あらゆる角度から"見える"ことを追及してこられているんですね。
清水先生: 多くの患者さんとお会いすると、
その数だけいろいろな体験をすることになります。
忘れられない思い出の一つなんですが、
もう失明を免れることのできない患者さんが
大晦日に入院していたんです。
その患者さんは失明するであろうことをまだ知らなくて・・・
その時はせめて側にいようと思ったのかなあ。
一緒に病室で年越しそばを食べたんです。
でも、そばを食べながら患者さんが
"もう、僕の目は治らないんですね。"と呟いて・・・。
本当に恥ずかしい話ですが、
気持ちというのは、なんとなく伝わってしまうものかもしれないと思ったんです。
だから、患者さんが見えるようになるために
できるだけのことをしようと考えて、
その一つがアイメイト協会の支援となったんです。
そうはいっても、僕自身が盲導犬を訓練できるわけではないので、
アイメイト協会に寄付という形で支援することにしているんです。
清水先生のお話される様子があまりにも真摯で、
患者さんを見えるようにしたいという強い信念と
暖かい気持ちがすごく伝わってきて
第一線で活躍される清水先生の
"見える"に対する確固たる気持ちが
垣間見えたような気がします。
<余談・・・>
先生が最初のほうでおっしゃっていた、
見えない人を見えるように・・・という言葉。
私たちもそんな思いでこのプロジェクトを始めたので
このプロジェクトは「シードPureシリーズ」の売上の一部を公益財団法人アイメイト協会へ寄付し、