第18回ドナーファミリの集い®とラン・フォー・ビジョン®
みなさん、こんにちは。
「Pureな愛(eye)をありがとうプロジェクト」
公式ブログ担当のエリです
最近寒くなってきましたね~
昼間は暖かいのに、朝晩は寒いので風邪をひかないように...
気を付けなければ
さて、今回は第18回ドナーファミリーの集い®と
ラン・フォー・ビジョン®に参加しましたので、ご報告します
午前中に行われた「ドナーファミリーの集い®」では、
角膜移植を受けた患者さん様からのメッセージや
角膜を提供したドナーの遺族の方からのお話など
いろんな立場の方々からのメッセージを聞くことが出来ました
後半は、
ヒ・カ・リ Relay of Lightが上映されました。
公益財団法人日本アイバンク協会の創立50周年記念事業の一環として
作成されたDVDです
これは、角膜移植について誰にでもわかりやすいようにと作られたもので
ジャニーズ事務所の滝沢秀明さんと中山優馬さん主演のドラマとなっています。
突然、家族や恋人の死に直面し、
悲しみの中で故人がアイバンクに登録していたことを知ります。
故人の角膜をドナーとして提供するかどうか、
亡くなってたった数時間のあいだで決断しなければなりません。
決断をするにあたって、ご遺族の方が色々な思いのなかで
葛藤する様子が描かれていました。
「角膜の寿命は200年とも言われています。
角膜は、角膜移植を受けた方の目となって生き続けます」
という言葉がとても心に残りました
角膜の寿命がそんなに長いことに驚きを感じつつも、
亡くなっても誰かの目として生き続けることが出来るという
考え方もあるのだと知ることが出来ました。
角膜を提供する亡くなられた方、ドナー
そのドナーのご家族、ドナーファミリー
ドナーから提供された角膜の移植を受けた方、レシピエント
そのドナーとレシピエントを繋ぐ、移植コーディネーター
角膜移植をする医師など・・・
多くの人が携わって角膜移植が行われていることも知りました。
そんな中、
私は、移植コーディネーターの方の活躍が印象的に感じました
移植コーディネーターとは、
ドナーとレシピエントを繋ぐ人です。
ただ、ドナーとレシピエントの間を取り持つだけではなく、
架け橋となり、ドナーファミリーの心のケアまでするのです
ドナーとして献眼するためには、
ご遺族の方は亡くなって数時間の間に献眼するという
最終的な決断をしなければいけません。
移植コーディネーターの方は、
ご遺族の方が深い悲しみに包まれている中
優しく、言葉を選びながら
献眼という選択肢に対するご遺族の方のご意志を確認します。
ご遺族の方が献眼という選択肢を決断し、移植後した後も...
移植コーディネーターのお仕事が終わったわけではありません。
ドナーファミリーになった方の中には、
レシピエントに移植をした後でも
本当に献眼という選択肢は良かったのかと
自問自答する方が多くいます。
そんなドナーファミリーの気持ちを和らげるために、
再び光を取り戻すことの出来たレシピエントの
喜びの声をお伝えしたりします。
移植コーディネーターを通じて、
レシピエントの喜びの声を聞くことが出来たからこそ、
献眼という選択をしてよかったと実感することが出来る
ドナーファミリーの方も多くいるのではないかと感じました。
様々な人のサポートや理解を得られた結果、
現在では、角膜移植により光を取り戻すことのできる患者の方が
大勢いることに感激しました
そして午後は、
「ラン・フォー・ビジョン®」です
視覚障がい者の部門もあり、
様々な人が参加することのできるチャリティーマラソンです。
練習不足のK部長は...
今年は5kmマラソンに参加
ヒロコ先輩と私は1kmウォークに参加しました
最後は、
みんなで手を繋いで一緒に感動のゴール~
1kmが想像よりも短くてびっくり
スタート地点まで移動する方が歩いたのでは...
と思ってしまうほどでした
ちゃっかり完走記録証を受け取って
なんだか嬉しくなったエリでした
来年は、5kmに挑戦してみようかななんて思っています。
このプロジェクトは「シードPureシリーズ」の売上の一部を公益財団法人アイメイト協会へ寄付し、
アイメイト(盲導犬)育成を応援しようというプロジェクトです