障がい者にとってのシンガポールの環境と本当のバリアフリーとは
みなさん、こんにちは。
「Pureな愛(eye)をありがとうプロジェクト」
前回ヒロコ先輩が紹介されていた
障害者差別解消法のお話を読んで、
内容は当たり前のことかもしれないですが、
私は法律で守られているというのが
この前紹介させてもらったシンガポールの記事(⇒こちら)では、
シンガポールにも法規制はあるものの、
まだまだ整っていない部分も多い、とあったけれど、
実際に暮らしているとどんな印象なのかな・・・
そこで、シンガポールの環境について、
シードのシンガポール現地法人で働いている
マユコ:
シンガポールで普段生活されていて、
シンガポールの環境は障がい者の方にとって暮らしやすいと思いますか?
ユリエ先輩:
うーん。
マユコ:
え~どういうことですか??
ユリエ先輩:
実際の様子が見えた方がわかりやすいかな、と思って
こんな風に、点字もしっかりあって、
小さな段差にもスロープや車いす用の機械があったりするのはいいのだけど・・・
一方で、このたった数段の階段のためにも、
機械を使うためには電話して担当者を呼ばなくてはならなかったり、
こんな風に歩道がだんだんと細くなっていって
気づくと車道だけになってしまっているような場所もあって、
マユコ:
なるほど~!!
たしかに、上の写真みたいに、何も目印なく歩道がなくなってしまっても 、
写真を見ていると、
スロープや点字などが必要な場所にあって、整備されている環境というのが
障がいのある方にとって、とても大切だということを実感します。
でも、ユニバーサルって簡単なようで難しい。
ちょっと極端な例を考えてみました。
①設備はバリアフリーになっているけれども、
困っている人を見かけてもみんながなかなか声をかけられない街
②設備のバリアフリー化にはまだもう少し時間がかかるけれど、
困っている人がいたらフランクにみんなが"何かお手伝いしましょうか?"と
自然に声をかけることができる街
この場合どちらが住みやすい、と思いますか・・・?
うぅ迷います。。。
なんで迷うかというと、場所そのものだけを環境というのではなく、
そこで暮らす「人々」も環境をつくっている、ということだからでしょうか。
設備のバリアフリーも大切だけど、心のバリアフリーも大切。
一人一人ができることを見つけて困っている人にはまず声をかける、ということが、
このプロジェクトは「シードPureシリーズ」の売上の一部を公益財団法人アイメイト協会へ寄付し、
また、シンガポールでもPureシリーズのコンタクトレンズを販売しており、
日本と同様にシンガポールのお客様のお気持ちとして
売上の一部をアイメイト協会に寄付しています。