言葉で伝えること
みなさんこんにちは。
「Pureな愛(eye)をありがとうプロジェクト」
公式ブログ担当のヒロコです
さてさて、このブログどこか変わったところにお気づきでしょうか?
そう!左側に載せている私たちの似顔絵に、
新しくユキコちゃんが加わっているのです!
まずはそちらを見ないで、下の説明だけ読んでみて
イメージを思い浮かべてみてくださいね~
ユキコちゃんは、向かって一番左に加わっています。
栗のような落ち着いた茶色の髪は、肩につくくらいの長さです。
雪のように白いハイネックのプルオーバーと紺のスカートを着ていて、
胸元には小さな真珠がついた金色のネックレスをつけています。
清楚でかわいらしい顔立ちに、お洋服がぴったり似合っています
どうでしょうイメージ湧きましたか
アイメイト・デーの時、司会者の方が来賓の方を
言葉で紹介しているのを思い出して、真似してみました~
司会者の方はさすがプロ
紹介する対象となっている人と会話をしながら
対象者の情報が来場者に伝わるようにしているそうです
たとえば・・・
「すごく背が高くていらっしゃいますね。
●●さん、身長は何センチですか?スポーツをやってらしたのですか?」
すると・・・
「身長は180センチあります。高校、大学とアメフトをやっていました」
という答えが返ってきたりして、私たちが目で見て感じる
「この人背が高くてがっしりしてるな、スポーツやってた感じ!」
という印象が、視覚障がいの方にも伝わるのです!
洋服の説明では、素材を伝えるのもいいそうです
たとえば正面のエリちゃんのアバターの場合、
「ピンクのブラウスで胸元にシフォン素材のリボンがついています。」
なんていうと、女の子らしいやさしい雰囲気が伝わりますよね!
このアバターの場合は、目で見てもシフォン素材というのはわかりづらいですが・・・
色のように目で見るものについての話題は、
避けた方がいいんじゃないかと心配する方もいるかもしれませんが、
実際は、見えないからと不自然に避ける必要は無いそうです
アイメイト使用者のお友達(中途失明の方)がこんな話をしてくれたことがあります。
たとえば、「お水をどうぞ。正面に置きますね」と言われた場合、
ただのコップに普通のお水が入っている様子をなんとなく思い浮かべるそうです。
でも、そこにこんな言葉の説明があると・・・
「そのお水の入っているグラスはイタリアで買ってきたもので、
金色のクラシカルな模様が入った赤いベネチアングラスなんですよ~。
今日は暑いので、透明な氷も3つほど入れてありますよ~。」
それを聞いた瞬間に、その方の頭の中で瞬時に映像が変わるそうです。
ただのコップが急に華やかに色づいて、とっても楽しいのだと教えてくれました
空間についても同様で、例えばアイメイト・デーの会場の場合。
「今日アイメイト・デーが開催されているこのお部屋は、
『牡丹の間』といい、300名ほどが入れる一番大きなお部屋です。
絨毯には、牡丹をモチーフにした模様が織り込まれています。
そして、このお部屋のゴージャスな雰囲気を醸し出しているポイントは
天井のシャンデリアです。
直径1.5メートルほどのシャンデリアが5つあり、とても華やかな雰囲気です。」
↑こちらはイメージで、55周年記念時のアイメイトデーの様子です☆
ただ、アイメイト・デーの会場と言われてもあんまりイメージがわきませんが、
急に豪華なバンケットルームの様子が目に浮かびます。
こんな風に、どんなところにいるのかわからないのと、
どんなところにいるのか想像できるのとでは、楽しさが全然違いますよね
少し意識してみると、普段の何気ない会話の中でも、
電話で話すときとか、相手の知らない場所について話すときなど
言葉で情景を伝える機会が以外と身近にあることに気づきました
視覚障がいの方とお話しするときも同じように何気なく、
色や情景を、是非、一緒に楽しんでみてくださいね
このプロジェクトは「シードPureシリーズ」の売上の一部を公益財団法人アイメイト協会へ寄付し、
アイメイト(盲導犬)育成を応援しようというプロジェクトです