点字名刺★
みなさんこんにちは
「Pureな愛(eye)をありがとうプロジェクト」
公式ブログ担当のエリです
少し過ぎてしまいましたが......
11月1日は、日本点字制定記念日なの知っていましたか
実は、今から127年前の
1890年11月1日に
今の日本の点字が採用されたのです。
この日を記念して、日本点字制定記念日となりました
そんな日本点字制定記念日にちなんで、
点字名刺を作ってきました
ちなみに、点字は視覚障がいの方が指の腹で触って読めるよう、
6つの凸点の組み合わせで表現された文字です。
点字名刺では、通常の名刺に入っているすべての要素を
点字にするのではなく、組織名、お名前、電話番号を
3行で刻印することが多いみたいです
今回作っていただいたのは、
埼玉県越谷市にある、『ココロスキップ』さん
点字名刺=手打ちして作っているもの!なんて、
勝手に思い込んでいたのですが、
ここでは、こんなオリジナルの機械を使っていました。
この写真の今まさに、
名刺を載せている部分の下には、
こんなパーツが隠れています。
小さな穴がたくさん空いた部分で、
点字部分になる凸点を表現する、
点字名刺のまさに、心臓部分。
穴の部分をよ~く見てみると...
小さい棒が穴に刺さっているのが分かりますか
この棒が、点字の凸点になります。
棒を穴に、一本一本差し込み、
刻印したい文字が表現できたら、準備完了。
その部品を機械にセットし、
先ほどセットした部品の上に名刺を置き、
機械のレバー部分を押し下げ、
プレスをして、点字名刺を完成させます。
最後に、
目視で1枚1枚点字が名刺にきちんと
刻印されているのか確認して、完成となります。
実はこの作業、視覚障がいの方と精神障がいの方が
2人ペアで行っているんです
ここの施設長である大政マミさんは、
「障がいそのものを"マイナス"ではなく、
"プラス"に変えるものはないのだろうか?
障がいのある方が働くからこそ、価値の生まれるものを」
との気持ちで、点字名刺の作成を行う
この作業所を始められたそうです。
点字名刺が、普及していくにつれて、
視覚障がいへの理解につながっていく。
また、このような理解に繋がる名刺を
障がいのある方がつくることによって、
そんな方々の仕事の創出になるのです。
障がいのある方がココロを込めて作業して、作る点字名刺
この名刺を渡す際には、少しこんな話をご紹介しながら、
みなさんにお渡ししたいな~なんて思っているエリなのでした
このプロジェクトは「シードPureシリーズ」の売上の一部を公益財団法人アイメイト協会へ寄付し、
アイメイト(盲導犬)育成を応援しようというプロジェクトです