ドナーファミリーの集い®
みなさんこんにちは♪
「Pureな愛(eye)をありがとうプロジェクト」公式ブログ担当のヒロコです
今回は、アイメイト協会のお話とは少し違うのですが
前にご紹介した、Run for Vision® という
アイバンク活動や移植医療への理解と啓発を目的とした
チャリティマラソン&ウォーク大会の続編なので、
こちらをclick!→Run for Vision®
ドナーファミリーの集い®は、Run for Vision®と同じ日の
午前中に開催しています。
目の愛護デーにちなんで平成10年10月10日に開始したそうで、
開会の辞は、ドナーファミリーの集い®、Run for Vision®の大会委員長である
東京歯科大学市川総合病院眼科
"こえ"というコーナーでは、
ドナーファミリーの方からの故人への思いや、
角膜提供に対する考え・・・
移植患者の方の移植に対する思いや、移植後の生活などを
皆さんの思いが、とっても心にしみて
そして今回は、座席が円卓形式になっていて、
ドナーファミリー、移植患者、医療従事者、
この活動を応援しているライオンズクラブの方、
ドナーファミリーの方が、
臓器提供をするかどうかを、
悲しみの中で決断をするのはとても大変だったということ。
(※献眼も臓器提供の一つです。)
家族皆さんで相談して、苦渋の上で献眼することを決めたこと。
後日、提供した角膜を移植した患者の方の手術が無事に成功し、
順調に視力を取り戻しているという話を聞いて、
本当に嬉しくて献眼して良かったと思えたことなどをお話しして下さいました。
ただ献眼して良かったと思えた一方、
他の臓器も提供していれば、他にも助かる人がいたのかもしれないと後悔したり、
でも、また同じ状況になったらやっぱり提供できないかもしれないと思ったり、
未だに答えを見つけられない、そんな気持ちもあるということも伺って・・・
Run for Vision®についてのブログでもご紹介した、
『ドナーになる権利、ならない権利
移植を受ける権利、受けない権利』
移植には4つの権利があって、どの選択がベストなのかは人それぞれであること。
この4つの権利は平等なもので、
絶対に強制されるべきものではないということが
心の底から大切なことなのだと実感しました。
昨年のRun for Vision®のあと、
ヒロコは初めて "もしも・・・" の時にどうするか、
家族とそれぞれの気持ちを話してみたのですが、
ヒロコの考え方と、家族の考え方は同じではありませんでした。
移植で視力を取り戻されたという方は、
ご自身の移植の体験や、今の光ある生活を楽しんでいること、
何よりもドナーの方々への感謝の気持ちを
何度も何度も伝えて・・・
ドナーファミリーの方は、
その活き活きと毎日をエンジョイしている様子を聞き、とても喜んで・・・
それぞれ違う境遇の人が、互いに思いを伝えあって
お話の最中には、涙することもありましたが
帰り際には、また来年お会いしましょうと、
本当に素敵な方々で、ヒロコも来年お会いできるのを
アイバンクの歩みや、将来についてのシンポジウムも行われました!
児童劇団 大きな夢 による「千の風になって」。
澄みきった歌声に会場が包まれて、閉会となりました。
さて次回は、角膜センター長の島崎先生へのインタビューや
和気あいあいと楽しかったRun for Vision®の様子を
(今年もヒロコは走れませんでしたが・・・)
このプロジェクトは「シードPureシリーズ」の売上の一部を公益財団法人アイメイト協会へ寄付し、