ダイアログ・イン・ザ・ダーク ~インタビュー編~
「「Pureな愛(eye)をありがとうプロジェクト」
さて、前回に引き続き、ダイアログ・イン・ザ・ダーク(以下DID)を
もう少しご紹介しま~す♪
(実際に暗闇の中で体験した様子は、こちらをclick!)
ヒロコ先輩&マユコ: 今日は貴重な体験をさせていただき
ありがとうございました!!
とても楽しかったです^u^
マユコ: 想像以上に何も見えない世界に驚きました!
アテンドしてくれた視覚障がいの方も
何も見えない世界の中で生活されていると思うのですが、
DIDとの違いはどんなことだと思いますか?
志村さん: 暗闇の中で、一緒にいる人たちが同じ目的を持っているかどうかや、
DIDは暗闇にすることを前提に、
安全に配慮して作られているので、
安全性がやっぱり違うところですかね。
でも共通点もあると思いますよ。
というのは、視覚障がいの方にとっては、
暗闇も外の世界も変わらないですよね。
晴眼者が"見える"ということだけを基準にして、
"違う"と思うから
"違う"環境のように感じてしまうだけなのです。
マユコ: たしかにそうですよね。
ちなみに、志村さんが初めてDIDを体験した時は
どんな風に感じましたか?
志村さん: 感じたというのとは少し違うのですが...
でも不思議なことに、どうしようかな~と思っていると、
必ずアテンドの方が助けに来てくれます。
どうしていつも助けに来てくれるの?と聞いてみたら、
迷子の音っていうのがあるんですって♪
足音が小刻みになったり、衣擦れの音が頻繁にしたり!
こんな風に、ビミョーに情報の捉え方が違うというのは、
とても面白いですよね。
もっとユニバーサルにすると考えたとき、
どんな感性を大事にするといいと思いますか?
志村さん: 「弱い人、強い人という区別をしないこと」
じゃないかな、と思います。
という風に接するのではなく
「みんな弱いところも強いところも持っていて、おたがいさま。
困っているときには助けあえばいい」
という考え方が大事なんじゃないかな。
不便ではあっても不自由ではない、と思っているから。
ヒロコ先輩: とても素敵ですね。
視覚以外にも言えることで、
何かを失って不便になることはあるかもしれないけれど、
その人の自由そのものを奪うことは決してできないですものね。
これまでに出会ったアイメイト使用者の方たちが
すごく活き活きとしているのも、
スポーツに舞台に音楽にと、
やりたいことを自由に楽しんでいらっしゃるのが
大きいのかもしれないですね。
今日はお忙しいところ貴重なお話をありがとうございました!
暗闇というのは、視覚的には大きな"変化"でしたが、
晴眼者だけの"見える"という基準だったんだなぁと
気づくきっかけになりました。
また、暗闇の中では、視覚のかわりに
その他の感覚がより研ぎ澄まされていくようで、
とても貴重な体験をすることができました。
セラピストとして、27年活動を続けてきた志村さん♪
とても優しい話し方で、インタビュー中ずっと癒されていました~
ヒロコ先輩、そしてアイメイト協会の未来さんと
アイメイトもDIDも
頼りになる人やアイメイトがそばにいるという
という同じ感覚!
またぜひ体験してみたいです!!
興味を持った方は、ぜひこの夏休みに行ってみてくださいね♪
→DIDサイトはこちら
このプロジェクトは「シードPureシリーズ」の売上の一部を公益財団法人アイメイト協会へ寄付し、