食欲の秋にちなんで...
「Pureな愛(eye)をありがとうプロジェクト」
前回は芸術の秋・・・ということで音楽の話をさせて頂いたのですが
そういえば、アイメイト使用者の方って、
とっても多いような気がします。
話題が尽きることが全くないくらい、
賑やかにお食事を楽しんでいるようです。
私は最初、アイメイト使用者の方は目が見えない・・・
ということを意識しすぎてしまって
お店の装飾だとか、色のお話はしないほうが良いのかな・・・
と、気をつけていました。
でも、それは思い込みで
どんな感じのお店なのかとか
食べ物の見た目はどんなものなのか・・・
たとえばお店に入ったときは・・・
"床も壁も明るい淡い黄色みたいな色で、
天井からかわいい百合の花のような形のランプが下がっていて、
落ち着いた感じのおしゃれカフェですよ!
店員さんがイケメンですよ!"
なーんていう感じで説明します。
それから、メニューを選ぶときですが、
一つ一つ読み上げると数が多いため時間がかかりますし、
覚えながら選ぶのも大変です。
パスタ、ピザ、ドリア・・・・
メニューの大きい分類のところを説明して、
どれが食べたいかイメージをざっくり聞いていきます。
それで、例えばパスタ系がいいなあなんてお話になれば
温かいパスタと冷たいパスタ、ラザニアもありますね~
クリーム系、トマトソース系・・・・何系がいいですか????
と、範囲を狭めていきます!
そしていよいよ、細かいメニューに乗り出します。
クリーム系だったら、エビのトマトクリームパスタと、
鶏肉とほうれん草のクリームのと・・・・
こんな感じで聞いていくと、
あと、お値段も一緒に教えてくださいね!
それから最近は写真つきのメニューも多いので
イメージを説明するのも○デス!
一見何気ないやり取りですが、
口に運ぶまで何もわからないというのと、
食べる前にイメージができているのとでは、
食事の味わいや楽しさが大きく違いますよね。
お料理が運ばれて来たら、コップやお皿の位置を
お知らせします!
1皿の上に複数のものが載せられている時には、
それも併せてお知らせします。
どこに何が置いてあるかは
時計の文字盤にたとえるとわかりやすいですよ。
詳しくはこちらをクリック!
そしてコップやお皿はお代わりの時も
いつも同じ位置に置くと、
コップを倒してしまうこともなく安心してお食事できます。
ちなみに、アイメイトと歩くためには、
アイメイト協会で合宿形式の歩行指導を受けます。
歩行指導の4週間は朝昼晩、
皆さん食堂で一緒に食事をされるのだとか。
指導を受ける方は全国からいらっしゃるので、
食事の席ではそれぞれの土地のお話や、
指導内容の疑問点などいろいろなお話をされるそうです。
アイメイト使用者の方と一緒にお食事をしていると、
会話が本当に多いことに気づきます。
みんなと情報を共有する時にも、目に頼らない分、
その一つ一つを言葉にする必要があるのですが、
そうやって一つ一つを言葉にするたびに
話題はどんどん広がっていって、すごく楽しいです。
もしかしたら私たちは目で見て当たり前に思って、
素通りしてしまっていることがあるかも。
そんなことを少しだけ意識して、
普段からもっと会話を楽しみながら食事をするのもいいなあ。
・・・・と、書いているうちに
このプロジェクトは「シードPureシリーズ」の売上の一部を公益財団法人アイメイト協会へ寄付し、