環境

企業が果たすべき役割の一つとして、環境への取り組みが近年重要視されています。
シードPureシリーズを製造している鴻巣研究所は、環境に配慮した設備を備えています。
効率的なエネルギー活用、排水再利用による水使用量の削減、プラスチックのリサイクルなど、環境に配慮した技術と設備を備え、地球保全にも積極的に取り組んでおります。

環境方針はこちら(PDF:265KB)

シードエコロジーマーク基準

シードはサステナビリティ理念に基づき「環境経営」の実現を掲げ、会社全体としてカーボンニュートラルを含めた環境課題解決に関する取り組みを進めています。
お客さまが環境に配慮した商品を選べるよう、当社が策定した「シードエコロジーマーク基準」をクリアした商品であることを表す「シードエコロジーマーク」を策定いたしました。本マークは当社の登録商標です。(第6782186号)

エコロジーマーク付与基準

対象商品一覧

対象商品の詳細はこちら

エコロジーマーク表示製品一覧

シード 1dayPure うるおいプラス 96 枚パック

紙箱に関わる温室効果ガス(GHG)排出量を約59%削減
※当社調べ。算定対象は外箱と内箱(コンタクトレンズの空ケースやコンタクトレンズは含まない)

気候変動への対応

CO2排出量(削減目標・実績)

シードは気候変動への対応として、CO2排出量の削減に取り組んでいます。2022年4月より、TCFD提言に基づくシナリオ分析とフレームワークの検討・構築を行う体制を整えました。取締役会、リスク・セキュリティ管理委員会監督のもと、環境マネジメントシステム(EMS)でリスクの特定・評価を行い、会社全体としてカーボンニュートラルを含めた環境課題解決に取り組んでいます。

削減目標(KPI)

・2050年カーボンゼロを目指して、2030年を中間目標とする。
・2030年「CO2排出量原単位を2022年度比で50%改善」を目標にする。
(※鴻巣研究所のスコープ1+2を対象とする)

原単位排出量 23.15g/枚 上記前提で原単位排出量を50%削減する。
CO2排出量 24,307t 2022年度数値を前提に、4号棟フルキャパシティでの稼働時における排出量を想定し、50%削減する。
CO2排出量削減目標(KPI)
※GHGプロトコルに基づいて算出

TCFD 提言への対応

国際エネルギー機関(IEA)および気候変動に関する政府間パネル(IPCC)のシナリオを参考に、1.5℃(脱炭素社会への移行を達成)シナリオにおいて、ロジックツリーを用いた、気候変動による当社事業への影響(リスク)と対応策を整理し、グループ一体で環境経営を推進します。

1.5℃シナリオ ロジックツリー

太陽光発電

鴻巣研究所の研究施設及び保育・児童施設「ふくろうの森」の屋上に太陽光発電システムを設置し、エネルギー使用量における再生可能エネルギーの割合増加と太陽光パネルの遮熱効果によるCO2排出の削減を行っています。

効率的なエネルギー利用

エネルギー管理システムを構築。
電気、ガス、水道から、圧縮空気や高圧蒸気に至るまで使用状況を管理し、ムダのない利用を行っています。

水資源の有効活用

排水量削減を図るため、コンタクトレンズの製造で大量に使用される純水とその精製過程で生じる排水を工場内のトイレ洗浄水や、植栽のかん水用水として再利用するシステムを構築しています。

廃棄物の削減

2021年4月より産業廃棄物として処理していた包装容器に用いたアルミニウムやコンタクトレンズが付着したプラスチックを選別するシステム「ドックス」(Daitoku Optical & Hydro-Cyclone Sorter System)をリサイクル業者と共同で運用しています。分離されたプラスチックやアルミは有価物として販売しており、廃プラスチックはプラスチックペレットに、廃アルミニウムは再度アルミニウム材料として生まれ変わります。
また、コンタクトレンズ片はRPFと呼ばれる固形燃料などの原料としてサーマルリサイクルされています。このシステムの導入により、産業廃棄物の大幅な削減に繋げ、廃棄費用削減とともに当社の循環型事業経営の発展を目指していきます。

BLUE SEED PROJECT~海に愛(Eye)を~

一般消費者の手に渡ったコンタクトレンズのブリスター(空ケース)を回収し、再資源化するリサイクル活動を行っております。