コンタクトレンズのケア方法
レンズケアの必要性
コンタクトレンズを装用していると、タンパク質、脂質、カルシウムなどの涙液分泌物や化粧品などの汚れがレンズに付着します。これらの汚れをそのままにしておくと、
- かすみやくもりで見えにくくなる
- 装用感が悪くなる
- 眼障害をおこす
などの原因となります。取扱説明書をよく読み、正しいケアを行いましょう。
レンズケアの種類
ソフトコンタクトレンズケアの種類
ソフトコンタクトレンズは汚れの他に、レンズの性質上、雑菌やカビなどが繁殖する可能性があります。そのため、洗浄・消毒を行う必要があります。
過酸化水素タイプ
過酸化水素の力によって洗浄・消毒を行うため、熱によるレンズの劣化がありません。また、高い消毒効果が期待できます。手荒れなどが気になる方、レンズを破損させやすい方にお勧めです。
煮沸消毒
洗浄液によるこすり洗いを行った後、加熱して消毒を行います。消毒効果は非常に高いですが、熱によりレンズを劣化させる場合があります。レンズの種類によっては煮沸消毒できない場合があります。
現在当社では専用のケア用品を取り扱っておりません。
ハードコンタクトレンズケアの種類
2液タイプ
レンズの汚れを落とす洗浄保存液とレンズに付着したタンパク質などを分解する酵素液を組み合わせて使用するタイプです。
こすり洗い用クリーナー
洗浄液と指による物理的な力によって汚れを落とします。研磨剤を配合しているタイプと配合していないタイプがあります。
ハードコンタクトレンズの種類によっては研磨剤入りのクリーナーが使えませんのでご注意ください。