日頃から気を付けたいeye×防災の話

もし今地震が起こり、しばらく帰宅できなくなったとき、明日使用するコンタクトレンズはバッグに入っていますか…?
地震や台風・大雨等の自然災害はいつどこで発生するのか想定できないため、日頃から防災の知識をつけ対策しておくことが大切ですよね。
「見えるをサポート」する企業として、日頃から気をつけておきたい「眼」と「防災」に関する豆知識をお届けします。
避難生活に備えて用意したい!コンタクトレンズと眼鏡
日頃コンタクトレンズや眼鏡を使用している方にとって、災害時にそれらを使用せずに周りが見えにくい状況で避難生活をおくることは、非常に危険で怪我にも繋がります。実は、眼が悪い方にとって「眼の災害対策」は避けては通れません。
災害が起こり避難所で避難生活をおくることになったら…
一般的に避難所で過ごす期間は数日程度だといわれていますが、大規模災害発生等の最悪の事態を想定して、避難所へ持参する「非常用持ち出し袋」には1~2週間分のコンタクトレンズやコンタクトレンズケア用品を用意しておきましょう。
また、避難生活では衛生面で様々なことが危惧されます。衛生面の悪化により眼障害を引き起こす恐れがあるため、水道水が使えず手が洗えない場合は、コンタクトレンズは使用せずできるだけ眼鏡を使用するようにしましょう。
※誤った方法でコンタクトレンズを使用した場合、重大な眼障害を引き起こす可能性が高くなるため、正しく使用する必要があります。目の充血、痛み、強い異物感、視力低下等の自覚症状のある方は、コンタクトレンズを外して眼科医の診察を受けてください
避難所へ持参する「非常用持ち出し袋」を準備しましょう
災害時の備えとして、日頃から避難所へ向かう際の「非常用持ち出し袋」を準備しておきましょう。
周囲が見えにくい状況での避難は危険で怪我にも繋がるため、眼が悪い方は「眼の災害対策」も忘れずに行いましょう。
3ヵ月に1度、防災グッズの点検をしましょう!
コンタクトレンズやコンタクトレンズケア用品には使用期限があります。併せて確認しましょうね!


おすすめのeye×防災グッズ 「meruru」
ソフトコンタクトレンズつけはずし器具「meruru(メルル)」は、ソフト・カラーコンタクトレンズを「つける」「はずす」際に指先がレンズに触れないため、衛生面で様々なことが危惧される避難生活におすすめです。

meruru Clear(クリア)

避難所等での「meruru」使用上の注意点
- 「meruru」がレンズに触れる部分は指で直接触らないようにしましょう
- ご使用後に流水等で洗浄し十分に自然乾燥させてからケースに収納してください
- 水道水が使用できない状況で使用する場合、アルコールタイプのウェットティッシュ等で拭き、十分に自然乾燥させてご使用時にはアルコール成分が「meruru」に残らないにしましょう
eye×防災にまつわるQ&A
- Q災害時に手を洗えない場合、どうやってコンタクトレンズをつけたらいいの?
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A
避難生活では衛生面で様々なことが危惧されます。衛生面の悪化により眼障害を引き起こす恐れがあるため、水道水が使えず手が洗えない場合はコンタクトレンズは使用せず、できるだけ眼鏡を使用するようにしましょう。
- Q災害時に替えのコンタクトレンズがなかった場合、1dayタイプのコンタクトレンズを1日以上使っていいの?
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A
1dayタイプは、使用期間を1日(単回使用)と想定して作られています。そのため、1dayタイプのコンタクトレンズを1日以上使用しないようにしましょう。また、2weekタイプは開封してから最長14日間再使用可能なものです。開封後2週間を過ぎたら、その間に1回しか使用していなかったとしても、新しいレンズに交換しましょう。
- Q1dayや2weekタイプのコンタクトレンズは水道水で洗っていいの?
-
A
ソフトコンタクトレンズを水道水で洗ってはいけません。水道水の中に含まれる細菌がコンタクトレンズに付着し、そのレンズを使い続けると細菌・カビの繁殖につながり眼障害等のトラブルを引き起こす場合があります。
- Qソフトコンタクトレンズの保存に水道水を使っていいの?
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A
水道水は使用してはいけません。ソフトコンタクトレンズ用保存液か生理食塩水をご使用ください。
- Q目が充血したり異物感があるときはどうしたらいいの?
-
A
大きなトラブルに繋がる可能性がありますので、コンタクトレンズを使用している場合はすぐに外し、できるだけ早く眼科医の診察を受けましょう。