企業ビジョン・経営情報

株主・投資家の皆様へ

代表取締役社長 浦壁 昌広

~61年目からの新たな挑戦~
日本のシードから世界のSEEDへ


株主ならびに投資家の皆様におかれましては、日頃よりご高配を賜り、心より感謝申し上げます。

2018年度のコンタクトレンズ市場は、少子高齢化が進んでいるものの、近視人口が増加しており、また、引き続き1日使い捨てタイプへのシフトが続いていることや、乱視用、遠近両用等の付加価値商品の伸長や、近視治療用のオルソケラトロジーレンズの普及等により、市場は緩やかながらも成長基調にあるものと認識しております。

2019年3月期は、夏にスマートフォンやパソコンなどの手元を見ることが多い現代人向けの「ワンデーピュアうるおいプラス フレックス」や国際的なアパレル・化粧品ブランドJILLSTUARTと提携した「ジルスチュアート ワンデーUV」を新発売し、12月よりセンサー内蔵のいわゆる医療用スマートコンタクトレンズ「Triggerfish」「Triggerfishセンサー」を大学病院等へ納入開始するなど、消費材的な色彩の商品から医家向け商品まで積極的に商品を展開してまいりました。また、日本でのオルソケラトロジーレンズを手掛けるニュニバーサル・ビュー株式会社の33.3%の株式を取得し、筆頭株主として事業パートナーの東レ株式会社とオルソレンズを当社グループの戦略製品として展開しております。

海外展開においては、インドを始めとする4ヵ国への出荷を開始し、2019年5月現在の出荷国は28の国と地域となりました。さらに技術面・販売面から当社との相乗効果を期待し、英国のContact Lens Precision Ltd社の株式の100%取得や、ドイツのWölhk Contactlensen GmbHの株式の40%取得等、「世界のSEED」となるための基盤を固めてまいりました。

2020年3月期につきましては、主力製品の「ワンデーピュアうるおいプラス」を中心として、品質力の高さやきめ細やかな製品ラインナップのアピールに努めるとともに、2019年3月期に発売した新商品・リニューアル商品の拡販に注力してまいります。利益におきましても、成長戦略のための研究開発投資や鴻巣研究所増設に伴う償却負担増加等を生産規模の拡大や原価の低減活動にて吸収し、増益となるよう努めてまいります。

当社はこれからも、『Made in Nippon』の品質力と、海外生産品においては日本の品質基準を取り入れ、『Japan Quality』を実現することを武器に、安全で高品質な製品とサービスを提供することを通じて、世界中の「見える」をサポートしてまいります。

株主ならびに投資家の皆様におかれましては、引き続き変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。