企業ビジョン・経営情報
株主・投資家の皆様へ

株主および投資家の皆さまにおかれましては、日頃よりご高配を賜り、心より御礼申し上げます。
国内外のコンタクトレンズ市場は、近視人口や増加やコロナ禍後の社会経済活動の活性化等の様々な要因を背景として、拡大を続けています。このような状況の下、当社グループは、連結売上高500億円を達成し、世界のコンタクトレンズ市場でプレゼンスを発揮するための生産基盤を拡充し、それを駆使して資産稼働率を改善することを今後数年間の最大の経営課題であると認識しております。
2024年4月を起点とする3ヶ年の中期経営計画(2024年4月~2027年3月)におきましては、「生産力の抜本的引き上げによる収益力の強化」「国内外のマーケットに対応するサービスの強化と提供」「市場のニーズに合わせたモノづくり」「内部基盤の強化・人材確保と育成」「SDGsの推進」「安定した株主還元」を企業目標達成にむけた成長戦略として取り組んでおります。
安定した商品供給により成長する国内外の市場ニーズに応え、市場競争力のある新商品の試作から量産に至る体制整備を確立することが、中期経営計画を達成する上で不可欠であると考えており、2024年4月竣工の2号棟別館の建設と早期稼働や2024年11月の4号棟の新規建設着手等の施策を、当社の鴻巣研究所において進めております。
また、今後、海外展開や幅広い領域にブランド価値を広めていく中で、多様なステークホルダーから共感され、選ばれることを目指して、今一度当社の存在意義を見つめ直し、新しいメッセージとしてパーパス「まだみぬ、世界は、美しい」を策定しております。パーパスには、お客さまにコンタクトレンズを通して、まだみぬ世界へ期待を抱き、新たな世界や景色と出会っていただきたいという想いが込められており、当社は、多様な「みえる」喜びを創造できる社会の実現を目指すとともに、このような考えを社会に広くお伝えする活動を行ってまいります。
今後も企業価値の向上と継続的な成長を通じて、時価総額の増大を実現し、ひいては株価の向上を目指していきますので、株主および投資家の皆さまにおかれましては、引き続き変わらぬご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。