両性イオン素材「SIB」


両性イオン素材「SIB」は、素材の中にプラスとマイナスのイオンをあわせ持つことにより、人体の基本構成物質であるタンパク質の構造に似せた、生体適合性に優れたシード独自の素材です。“SIB”の特長をソフトコンタクトレンズの素材面からご説明いたします。

「SIB」はSEED Ionic Bondの略です。

構造

“SIB”はプラスイオンとマイナスイオンがイオン結合をしている、見かけ上電気的な偏りのない素材です。

  • 高含水なので酸素透過性が高い。
  • タンパク質などの汚れを寄せ付けない。
  • 塩濃度変化・温度変化などの環境変化に対して形状が安定している。
  • 高含水でありながら強度が強い。

従来のコンタクトレンズ

素材

“SIB”はこれまでのレンズの長所のみを取り入れたシードオリジナルの素材です。

 

非イオン性
低含水レンズ

非イオン性
高含水レンズ
イオン性
高含水レンズ
両性イオン性(SIB)
汚れにくさ × ×
酸素の通しやすさ ×
塩濃度に対する安定性 ×
温度に対する安定性 ×
強さ × ×