マテリアリティの特定作業は、社会(自社のステークホルダー)からの期待や要求を踏まえ、バリューチェーンを含む事業の特性を考慮しながら、優先すべき取り組みテーマを選ぶことです。
この特定作業は、サステナビリティやCSRを経営課題として本業に取り組み、社内の意識を統一させ、ステークホルダーとの共通理解、協働するためにも欠かせない作業とされています。シードでは、3つのステップを経てマテリアリティを特定しました。

Step1:課題抽出

お客様や株主をはじめとしたステークホルダーとの対話の機会を設ける他、社会と共生する企業であり続けるために、様々な情報収集行っています。

  • ステークホルダーとの対話
  • グローバルな社会課題に関する情報収集
  • サステナビリティ情報開示ガイドラインや金融機関の評価項目
  • 当社グループの企業グループ理念・行動指針をはじめとする方針類
  • 環境マネジメントシステムで挙がったリスクと機会
  • 各種委員会・会議体における議論

Step2:各課題の優先順位づけと整理

新パーパスと照らし合わせ、各テーマを、ステークホルダーにとっての重要度とシードグループにとっての重要度の両軸でマッピング・優先順位づけし、候補テーマを選定しました。

Step3:マテリアリティの特定、妥当性評価

特定したマテリアリティについて、取締役を含めた全社横断的に構成される検討チーム、取締役会にて妥当性を確認、最終的に取締役会の承認を取得しました。
今後は、毎年1回マテリアリティ解決のための実績を開示し、マテリアリティの特定においては見直しの必要性を議論してまいります。