プレリーナ®Ⅱ
遠近両用ハードコンタクトレンズをはじめて使うあなたに"エントリーモデル"のレンズ。
手元を見る度数を弱めに設定しています。 近くの見え方をサポートしながら、遠くもしっかりと見えるようにこだわって開発しました。
販売名 | プレリーナ®Ⅱ |
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承認番号 | 22100BZX00996000 |
特長
遠くも近くも自然な見え方
遠くを見るときはレンズの中央部を、近くを見るときは、視線を動かして周辺部へ。
プレリーナ®Ⅱは、遠くを見るためのゾーンと近くを見るためのゾーンが、同心円状に連続して並んでいます。だから、視線の移動に伴ってピントがスムーズに切り替わり、遠くから近くまで自然な見え方。たとえば、手もとでスケジュール確認、そのまま視線を遠くへずらしても違和感なく自然に見ることができるのです。
- 老視の初期段階である40代(目安)の方を対象としたレンズで、遠方の見え方を重視した設計です。近視用レンズからのスムーズな切り替えが可能です。
- イラストにあるレンズの境目は、実際にはありません。
やわらかい素材
毎日使うものだから、衝撃に弱かったり、お手入れに特別の神経がいるようではたいへん。プレリーナ®Ⅱシリーズは、東レ独自の「東レやわらかハード®」素材を使った遠近両用ハードコンタクトレンズ。外部からの衝撃に対して、しなやかに曲がり割れるのを防ぎます。
高い酸素透過性
瞳は、呼吸しています。だから、見え方だけでなく、酸素の透過率もチェックしたいもの。プレリーナ®Ⅱシリーズは、酸素をたっぷり通し※1、瞳への負担が少ないので、長時間ここちよく使うことができます※2。
- Dk値(酸素透過係数)
:(156±31)×10-11(cm2/sec)・[mLO2/ (mL・mmHg)](重力単位系)
:(117±23)×10-11(cm2/sec)・[mLO2/(mL・hPa)](SI単位系)
SI単位とは新計量法施行に伴い採用された国際単位です。
- 眼科医の指示のもとで最長一週間の連続装用ができます。
- 涙の量、アレルギー体質などが原因で連続装用できない場合もありますので、連続装用は必ず眼科医の指示でお始めください。
- 連続装用を行う場合、承諾書と管理手帳の内容をお守りください。
- 装用時間には個人差がありますので、必ず眼科医の指示に従ってください。
スペック一覧表
Dk値※1 | 156 |
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度数 | ±0.00D~-15.00D(0.25Dステップ) |
加入度数 | +1.00D |
直径 | 9.0mm、9.3mm、9.6mm |
ベースカーブ | 7.00~8.60mm(0.05mm間隔) |
中心厚※2 | 0.15mm |
レンズカラー | ブルー |
- :×10-11(cm2/sec)・(mLO2/(mL×mmHg))
- :-3.00Dの場合
プレリーナ®Ⅱシリーズをお使いの方へ
プレリーナ®Ⅱシリーズは『遠近両用』というレンズの設計上、近視用などの単焦点レンズに比べて慣れるのに時間が必要です。「見にくいな」と感じたら、以下のヒントおよび注意事項をご参考ください。
使い方に慣れるためのヒント
近くは少し下目使いで見てください。
見たいものを手前に引き、少し下目使いで見ると見やすくなります。アクティブにスポーツやアウトドアを楽しみたい方におすすめです。
まばたきをしっかりとしてください。
見にくいと感じたときは、しっかりとまばたきをしてコンタクトレンズを意識的に動かしてみてください。レンズが安定すると、見やすくなってきます。
目が乾くと見にくくなります。
乾いた、と感じたときには人工涙液型点眼薬などを点眼してください。
眼が乾いた状態ではコンタクトレンズが動きにくいため、見にくくなってしまいます。
人工涙液型点眼薬の使用については眼科医の指示に従ってください。
ご注意ください!
読書などの作業は十分に明るい環境で行ってください。
暗い場所では光量低下により見にくいことがあります。
車を運転する際、夜間やトンネルなどではご注意ください。
明るさが変化しやすい環境下においては、見にくくなる場合があります。
見え方に慣れるまで、自宅などの安全な場所で装用してください。
プレリーナ®Ⅱシリーズは1枚のレンズに遠用~近用の度数が配置されており、脳が無意識に見たい距離の像を選択してものを見ています。そのため、近視用などの単焦点レンズに比べて慣れるのに時間が必要ですが、慣れるに従い視力は向上し、見にくさは解消することもあります。
その他、一般的な使用上の注意事項につきましては、必ず使用者向け添付文書および取扱説明書をお読みください。